Greeting
ごあいさつ
放課後等デイサービス 澄海(スカイ)では、主に発達障害を持った子どもたちを支援している施設です。
「発達障害」とはいうものの、障害というよりは、発達にデコボコがある子たちです。
それゆえ少しばかり生きづらさを持ち合わせ、それぞれ多様な特性を抱えています。
そこを一人一人の個性として理解して貰えないことが多いのも現状です。
しかし、いま、「発達障害」という言葉や概念は少しずつ認知され、理解されてきています。
この動きは、私たちの社会が多様性を認め、より寛容で、分かち合いを前提とする姿へと進化していく兆しだと思います。
特に、そうした子を持つ親のひとりとしては、暖かい眼差しで見守っていきたいのです。
そう。私もまた、特性を抱える子を育ててきた(今もなお、サポートし続けている)母親のひとりなのです。
同じような境遇にある家族が、全国のあちこちで行動を起こしつつあるように、
私も、私自身の経験を生かして、子どもたちの、そして家族に寄り添う支援をしていきたい。
そんな思いで、この施設「放課後等デイサービス 澄海(スカイ)」を立ち上げました。
放課後等デイサービス澄海(スカイ)では
子供たちがのびのび過ごせるような
取り組みをしています
子どもたち目線での支援
放課後等デイサービス澄海(スカイ)では、全ての子、それぞれと向き合い、支援しています。大人が「どうなってほしいか」という理想像ではなく、その子自身と向き合い、一瞬一瞬を大切に療育、支援しています。
どう支援してあげたら、どう伸びていくか
いろいろな場面で多方面から、きちんとその子を見、聞き、コミュニケーションをとることで、必ずその子がもっている光るものを見つけ出してあげることができます。
療育ツールもその子に合わせて
なかなかわかること、感じることが難しい、「お互いの気持ち」「相手の気持ち」。トラブルが起きた時に、その子にどういう伝え方であれば理解できるかを考え、その子に合わせたツールを製作し支援をします。
特性を持っているからこその支援
まずは子どもの現状を踏まえ、得意不得意の把握から始まります。「手助けしてあげれば、ここまでのびるよ」「下を支えてあげることで、伸びる能力がひろがるよ」をどんどん見つけ、少しずつ力を伸ばすサポートをします。
ただ単に口でいうだけではなく、子ども目線で、その子自身と向き合って関わります。
ひとりひとりに合わせた学習支援
ケース会議に参加させていただき、学校と協力して、その子をバックアップ、支援していきます。それぞれの特性にあわせて、オリジナルの学習ツールを製作し、活用しています。その子のニーズ、力にあわせて、書き取りやプリントの下書き、お手本のおきかた(前がよいのか、横がよいのかなど)、学校と学習への取り組み方を相談し、調整しながら学習支援を行っています。
ペアレントメンターによる保護者支援
自分も保護者だからこそ、保護者の気持ちがわかる
保護者にとって、自分の気持ちや子どものことを話せる場所が必要です。代表・佐野幸江は、特性をもつ子の母親であり、ペアレントプログラム、ペアレントメンター研修を修了しています。澄海(スカイ)は保護者にとっても、居場所でありたいと考え、なんでもどんなことでもお話しください。また、同じような悩みを抱えている保護者同士で交流できる“場”として「保護者会」も定期的に行っています。
保護者と協力した支援体勢
どんなによいといわれる療育であっても、放課後等デイサービスだけで一人歩きしているものは、よい支援ではありません。その子自身を支援していくための方針が、放課後等デイサービスと保護者で一致していなければならないのです。保護者と放課後等デイサービスの協力体制は、一番難しい部分ではありますが、その子が伸びるか伸び悩むかを左右する、一番大切な部分です。
澄海(スカイ)は本気で、保護者にも子どもにも向き合いたいと思っています。時には厳しいと感じさせてしまうかもしれませんが、本気だからこそ。澄海(スカイ)と保護者様、お互いに信頼関係を築いていけたらと願っています。